リモートワークが導入され、
私は家で仕事をするようになった。
だが、ある事件が起きた。
私の住むマンションの上の階で
何やら水道管工事が始まってしまったのだ。
四六時中、大きな音が鳴り響く。
耐えかねた私は
駅近くのコワーキングスペースで
仕事をする事にした。
トートバッグにパソコンを放り込み、
普段はメイクポーチとして使っていた
お気に入りのレザーポーチに
マウスやUSB、
リップクリームなど細かいものを詰め、
ため息と共に家を出た。
せっかくのリモートだというのに
外に出なければならないなんて。
せっかく1人で仕事ができる環境だったのに
知らない人達の中で仕事しなければならないなんて。
※イケメン
最高だ。